介護職の転職日記 無資格未経験の方から介護福祉士の方までの転職

介護職未経験の方から介護福祉士の方まで、転職の時に役立つ情報を発信していきます。

介護の転職の成功例(特養に転職して年収50万円アップした方、30代男性)

 介護士として勤務経験がある私は、今、某人材紹介会社で勤務しており、その体験談をブログで発表して行きます。これから転職をしようと思っているけど、どうすれば失敗しない転職ができるかの参考にして頂ければ幸いです。

 

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、今回は、30代男性で、生まれたばかりのお子様と奥さんを養うお父さん介護士の方の転職の成功例を書きたいと思います。

まずは、この方の転職前のプロフィールについて・・・

1.特養で無資格から勤務して3年が経ち、実務者研修もとって、今年の介護福祉士の試験を受験する予定の方

2.特養では社員として勤務して、シフト勤務し、夜勤もしていた

3.月給は、夜勤をしても20万円いかない事もある

4.家族手当はあるが月10,000円

5.年収は、270万円(賞与・処遇改善手当・家族手当含む)

6.転職理由 ①年収が低すぎる為

       ②職員のモチベーションが低いと感じる

       ③月給もそうだが、賞与が低い

       ④住宅手当がある所で働きたい

 

このようなプロフィールの方でした。面談をしてお話を伺うと、非常にまじめで優秀な方でした。経験も3年としっかりあって、どの施設でも面接が落ちる事はないと確信しました。

しかし、ご本人は、転職に当たって不安もあったようで・・・ホントに年収があがるのか?他の施設の職場環境は?人間関係は?などなど・・・

 

いろんな施設を見て回って、そしていろんな求職者の方と面談してきた経験ですが、転職希望の方が優秀であれば、基本、どの施設でも問題なく勤務できると思います。そして、特養から特養の転勤であれば、基本的な部分は同じなので、年収が高い所に転職する事を、是非オススメします。

 

特養は、社会福祉法人が運営しているますが、驚くほど介護職員の年収にばらつきがあります。営利目的ではない法人であり、国との行政とのつながりも強いので、一見どこの特養でも同じ年収かと思いがちですが、実に大きな開きがあります。

 

で、この方の年収はこの通りに上がりました。

 

年収 270万円 → 320万円

     ※次年度以降は340万円

 

勤務日数や勤務時間も同じで、同じような仕事をしていても、年収がこれだけ違うのです。年収だけで仕事を選ぶべきとは思いません。給与が低い特養は、それぞれに理由があると思います。しかし、いざ自分の生活や家族の事を考えると、しっかりと年収を比較して転職を考えた方が、好きな介護の仕事も長く続けられると、私はしみじみと感じました。