なぜ介護職員は退職する?
退職理由について・・・
これまで、多くの介護職員の方々の転職をサポートしてきましたが、転職後、すぐに退職してしまう方の特徴をご紹介したいと思います。
退職に至るまでの経緯とは、とてもストレスのかかってしまうと思います。
だだ、それは退職を考えている方だけでなく、その施設の方々にとっても、とてもストレスになります。
職員も、施設側も、同じ従業員も、全ての人にとって、早期退職は辛い事だと感じます。
なので、そうならない為に、介護職員の退職理由の中で、これだけは避けましょうという事をテーマにして書きたいと思います。
退職理由で妥当な理由として・・・・
1.家族の為に仕事を変えたい(子供が出来た・引っ越しをするなど)
2.キャリアップの為に仕事を変えたい(管理職としての転職など)
3.体調の事を考えて仕事を変えた(腰痛など)
これらの転職は、転職者にとっても、施設側にとっても、同じ従業員の仲間にとっても、全員が納得できて、皆さん応援してくれて、円満退社がしやすいと思います。
では、
ストレスフルな退職の理由とは・・・
ここがポイントですが、事前にここを注意して頂きたいです。なぜなら、退職理由によっては、職場の仲間にも迷惑をかけたり、次の仕事が見つかるまで収入が減ってしまったりと、本当に辛い時期になってしまいます。
最悪のケースだと、もう二度と介護を仕事をしたいくないと思ってしまう可能性もあります。
どんな形であれ、介護・福祉の仕事は、キャリアが重要になってくるので、出来るだけ長く続ける事で、自分の武器になりますので!!!
これは避けたい退職理由について・・・
1.サービス残業が多い
2.給与・勤務日数・その他条件が思っていたのと違う
3.仕事を教えてもらえない(人間関係なども含む)
ここで1と2については、面接の時にしっかりと確かめておく必要があります。面接の段階で曖昧な説明であったり、自分が納得いかない場合は辞退すべきかと思います。なかなか面接では聞きづらいのであれば、紹介会社を通して転職することをオススメします。私は紹介会社の社員なので、その状況をよく理解していますが、ちゃんと説明しない施設や法人は、やはりちゃんと説明したいくない理由があるからです。つまり、その面接官も、隠しておきたいと思うくらい、悪い部分だと認識しているからです。
では、3の仕事を教えてもらえない(人間関係が悪い)についてですが、これは、実際に働いてみないと分かりません。そして、ネットなどや知人からの話もあてになりません。それは、働く人によって様々な感じ方があるからです。
反対にいうと、どこでも上手く人間関係を築ける方は、どこでも働けますし、苦手な方はどこでも苦労します。
仕事を教えてもらいという点についてですが、恐らくスパルタ的な施設にはそのメリットもデメリットがあります。また、教育体制がしっかりしている所にも、多分にデメリットがあるわけです。
もし、教育体制がしっかりしている所で働いた場合、将来的に自分が先輩になって、後輩を教えるとなった時、その負担は自分が背負う事になるわけです。これは、介護の仕事に限った事では無く、仕事は、大抵の場合、慣れるまでや基本的な技術を身につけるまでは、本当に大変です。大変だからこそ給与も貰えると思います。とくに介護の様な体を使った仕事は、自分自身で数をこなさないと、上達できないと技術だと思います。
すこし極端な説明に聞こえるかもしれませんが、介護の仕事は、とても大変だという方もいれば、仕事はなんでも大変だと思える方もいると思います。
最低限の心構えとしては、仕事を教えてもらうるのが当然だと思わずに、仕事を教えてもらえるように振る舞ってみたり、数ヶ月は最低限我慢をして、なぜこの職場は教育体制が整っていないのかを理解する事が大切だと思います。
それと、教えてほしいことや、分からないことは、上手く先輩や上司の方に聞けるようにするのも大切です。教える側や受け入れる側も、新人さんの不安な事も理解しているようでそうではないという事もあります。
なので、退職理由としては、面接での確認をしっかりとした後は、覚悟を決めて、最低数ヶ月は続けるという目標を持つことが大切だと思います。どの職場でも、同じような事が予想されると思いますので、転職を繰り返すと、かえって自分にとってマイナスも大きいと思います。